ウイルス除去や無料マスク…相次ぐ“コロナ詐欺”の悪質手口

ウイルス除去や無料マスク…相次ぐ“コロナ詐欺”の悪質手口

スマホには詐欺メールも(C)PIXTA

「水道管についたコロナウイルスを除去します。後ほど担当者から電話させます」

 5日、午後0時40分ごろ、大阪府門真市の70代無職男性の自宅に、水道局職員を名乗る男から電話があった。15分後、別の男から連絡があり、「水道管についたコロナウイルスを水を流して除去します。1リットルで2万円かかります。ご主人が除去してくれんかったら、周りの人が困りはるんです」と告げられた。男性が「ええですわ」と断ると、水道局員を装った男は態度を豹変させ、「オッサン、死んでもええんか。このクソじじい」とブチ切れた。

 門真市では前日4日にも、水道会社従業員を名乗る男から女性宅に同様の電話があった。

 新型コロナウイルスの感染拡大に便乗した「コロナ詐欺」が全国各地で相次いでいる。国民生活センターには「スマホに『マスクを無料配布します』というショートメールが届いた」と50代の女性から報告があり、偽サイトに誘導して個人情報を抜き取ろうとした手口も確認されている。

「増税や令和、コロナといった旬のキーワードを利用するのは、詐欺集団の常套手段です。特にコロナは社会全体が不安を覚え、口にするだけで誰もが敏感に反応する。ヤツらにすれば使いやすい」(捜査事情通)

 電話で「金がいる」というのは、すべて詐欺だ。

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