八王子で高1が拳銃自殺の衝撃 15歳の少年が本物を買えるのか?

八王子市で高校1年男子が拳銃自殺か "真正"のスミス&ウェッソンとみて入手ルート捜査

記事まとめ

  • 東京都八王子市の住宅で高校1年の男子が拳銃のようなもので自殺を図ったとみられる
  • スミス&ウェッソンの刻印があり警視庁は"真正"拳銃とみて入手ルートを調べているよう
  • 改造拳銃なら30万円ほど、真正のS&Wなら実弾が6発付いて80万円、20発で120万円だそう

八王子で高1が拳銃自殺の衝撃 15歳の少年が本物を買えるのか?

八王子で高1が拳銃自殺の衝撃 15歳の少年が本物を買えるのか?

東京都八王子市の住宅街で、現場付近を調べる警視庁の捜査員=8日(C)共同通信社

謎は深まるばかりだ。東京都八王子市の住宅で、私立高校1年の男子生徒(15)が8日、拳銃のようなもので自殺を図ったとみられる事件。どうやら頭部を撃ったのは、“本物”の回転式拳銃だったようだ。

「銀色の銃身部分に米国最大の銃器メーカー『スミス&ウェッソン』の刻印があることなどから、警視庁は改造ではなく、“真正”の拳銃とみて入手ルートなどを調べています」(捜査事情通)

 警察庁の「薬物・銃器情勢」(2015年)によると、その年に押収された拳銃は383丁で、そのうち340丁、89%が「真正」だった。名称別では「スミス&ウェッソン(S&W)」が35丁で最も多く、次いで「ブローニング」の19丁。なので珍しいというわけでもないが、何せ15歳の少年だ。どうやって入手したのか気になる。

「買えるのは買える。ただ粗悪な改造拳銃ならまだしも、質のいい真正拳銃、それも高校生となると簡単ではない」と警察関係者がこう続ける。

「暴力団が15歳に直接さばくとは考えにくい。都内の繁華街などで、たまたま仲介者の半グレや外国人と知り合ったなんてケースはありえますし、“闇サイト”の可能性もなくはないですが、それより問題はお金です。改造拳銃なら30万円ほどですが、真正のS&Wとなると、ギョク(実弾)が6発付いて80万円、20発で120万円はする。フツーの15歳ならパッと払える金額じゃありませんよ」

 いずれにせよ、高校生が本物の拳銃を手に入れていたのだから、背筋が凍る。今のところ遺書などは見つかっていないというから、真相は“薮の中”なのか。

「当事者が亡くなっているわけですからね。改造拳銃を半グレから買ったとなると、入手ルートを追うのも難しくなりますが、真正なら製造番号から“軍人”か“市販”か出所は分かるはず。ある程度はたどれると思いますが……」(前出の警察関係者)

 新型コロナ禍中の世間をギョッとさせたショッキングな事件だけに、全容解明が待たれる。

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