逃走中に大型トラックと衝突…半グレ強盗団の哀れな末路

逃走中に大型トラックと衝突…半グレ強盗団の哀れな末路

事故直後の現場(提供写真)

逃走した半グレ強盗団5人のうち1人が事故で死亡し、2人が負傷。残り2人も逮捕された。

 今年3月、京都府長岡京市の解体業者宅で起きた強盗致傷事件。逃走していた大阪府枚方市の無職、大川宏容疑者(21)と大阪市中央区の飲食店従業員の少年(18)が1日までに、住居侵入と強盗致傷の疑いで京都府警捜査1課と向日町署に逮捕された。

 2人は実行役の飲食店経営、三谷海大(21)、無職の野口大貴(20)両被告、氏名不詳の男と共謀。3人に指示を出して3月23日午前10時半ごろ、解体業の男性(53)の自宅に侵入させた。3人は覆面をかぶり、マスク姿で家に押し入り、玄関先で男性に「金庫はどこや」と迫り、男性の後頭部をハンマーでガツンとブン殴り、あばら骨を骨折させた。現金20万円と腕時計や指輪(計107万円相当)を奪い、車に乗り込み、逃走した。

 府警はすぐに付近で目撃された情報などをもとに緊急配備を敷いた。特徴がよく似た乗用車を発見したため、追跡したが、振り切られた。

 事件から約40分後、現場から約4キロ離れた国道171号で再びパトカーが逃走車を発見し、赤色灯をつけ、サイレンを鳴らし、約2・6キロにわたって追跡。現場は見通しのいい直線道路だったが、逃走車は対向車線にはみ出し、前から来た大型トラックに正面衝突、歩道まではね飛ばされ、大破した。乗用車に乗っていた実行犯の1人が頭を強く打って死亡。残り2人も負傷して入院。トラックの運転手も軽傷を負った。

 近隣住民がこう言う。

「現場は京都と大阪を結ぶ主要道路で、約8時間にわたって交通が遮断されました。救急車がサイレンを鳴らして現場に到着し、警察官は20人以上いてましたね。その時は犯人が逃げてるなんて知らんかったから、なんでこんなところで正面衝突するんやろって思ってました。車はもうグチャグチャでした」

 今回逮捕された指示役の2人は、実行役より立場が上だった。

「5人は、大阪の同じ半グレ集団に所属しとるようなんやが、組織名を含めてまだ実態がつかめていないところや」(捜査事情通)

 わずか120万円ほどの金品を得るために仲間が命を落とし、残りは留置場にブチ込まれることになるのだから、割に合わない。

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