元半グレが「コロナバスターズ」に転身 エゲツない悪行の限り

元半グレが「コロナバスターズ」に転身 エゲツない悪行の限り

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「おまえが送らせた商品、壊れとるやないか。眉毛も髪の毛も全部、剃らんかい」

 自身が経営する沖縄県の飲食店の30代の元従業員に電話で因縁をつけ、カミソリで男性の眉毛と頭髪を剃るなどの暴行を加えたとして、大阪府大東市の自称、清掃殺菌業の山根真一容疑者(50)が5日、強要と暴行の疑いで沖縄県警組織犯罪対策課に再逮捕された。

 山根容疑者は「桜を見る会」に参加していた地下格闘技団体「強者」の創設者で、大阪の半グレの元祖だ。

「2018年5月中旬、山根容疑者はある商品を発送するよう男性に頼み、男性はその商品を山根容疑者宛てに送ってもらうよう、知り合いにお願いした。送られてきた商品が実際に壊れていたかどうかは不明だが、山根容疑者は電話口で男性を怒鳴りつけ、眉毛と髪の毛を剃るよう命じたのです」(捜査事情通)

■眉毛と頭髪を剃り、血だらけの状態で謝罪を強要

 山根容疑者は「おい、行くぞ」と男性に声を掛け、沖縄本島中部のサウナに連れて行った。銭湯などにあるI字形のカミソリを取り出し、シェービングクリームもローションもつけず、直接、カミソリの刃を男性の頭皮に押し当て、水だけでジョリジョリと剃り始めたのだ。頭の一部分を有名なアニメキャラクターに模して円形状に。その瞬間、頭から血が流れ出た。男性は眉毛と髪の毛を剃られた状態で謝罪するよう強要され、面白がって剃られた頭の写真まで撮影された。

 山根容疑者の粗暴ぶりは枚挙にいとまがない。2014年には「強者」の元幹部や元選手と一緒に、元選手が経営する韓国料理店の元店員に膝蹴りを入れ、頭をビールジョッキでブン殴って重傷を負わせ逮捕された。翌15年には大阪のミナミの路上で通りがかりの男性に因縁をつけ、「ミナミにおったら毎日こんな目に遭わしたるからな」と脅し、顔にケガを負わせて逮捕。また食肉解体場以外の場所で、ハンマーで牛1頭を殴り殺して解体し、逮捕されたこともあった。

 コロナで観光客が激減したからか。山根容疑者は経営していた石垣島の複数の飲食店を手放し、今年4月から地元大阪に戻り、オゾンでコロナウイルスを消滅させる「コロナバスターズ」と名付けた商売を新たに始めたところだった。

 コロナを退治するどころか、自分が退治されてしまった。

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