内縁の夫をガスバーナーで火だるまに…酒に飲まれたDVカップルの日常

内縁の夫にガスバーナーで火をつけ殺害 酒を飲んでは喧嘩し、互いに警察へ相談も?

記事まとめ

  • 男性の頭にガスバーナーで火をつけ、殺害したとして、内縁の妻が逮捕された
  • 2人は酒好きで、酒を飲んでは喧嘩を繰り返し、互いに警察に相談していたという
  • 容疑者は内縁夫の仕事を手伝ったり、一緒にパチンコに出掛けるなど、仲は良かった模様

内縁の夫をガスバーナーで火だるまに…酒に飲まれたDVカップルの日常

内縁の夫をガスバーナーで火だるまに…酒に飲まれたDVカップルの日常

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「(相手に)起こされてからの記憶がない。気付いたら、火だるまになっていた」

 北海道新冠町で競走馬育成販売業の関谷昭彦さん(41)がガスバーナーで頭に火をつけられ、殺害された事件。内縁の妻で無職の古賀麻美容疑者(45)が8月31日、殺人容疑で北海道警察静内署から送検された。

 2人は8月29日夜、飲食店で酒を飲み、麻美容疑者だけ先に帰り、自宅で寝ていた。30日午前1時15分、関谷さんがタクシーで帰宅。ヘベレケの状態だったため、料金を払えず、運転手が玄関まで送り届けた。関谷さんに叩き起こされた麻美容疑者は激高。同じく泥酔状態だった麻美容疑者は関谷さんの髪の毛を引っ張って転倒させ、そのはずみで近くにあったポリタンクが倒れて、関谷さんに灯油がかかった。麻美容疑者は別の部屋から持ち出したガスバーナーを点火させ、関谷さんの頭に火をつけ、一気に全身に燃え広がった。全身にやけどを負った関谷さんは4時間半後、搬送先の病院で死亡が確認された。

 焼き殺してしまうとは、いったいどんな内縁関係だったのか。

 5年ほど前まで関谷さんが勤務していた牧場の経営者が「亡くなる前日、『馬を入れる馬房を10個ほど貸して下さい』と訪ねてきて、寝藁を広げていった」と、こう続ける。

「彼は車の免許を持っていないので、彼女の運転で来た。関谷は競走馬を育成していて技術的にいいもの持っていたし、個人的にも気に入っていた。仕事もちゃんとやってくれていたから、『足がないから、困るだろう』と言って車を1台プレゼントしたんだ。ウチにいた5年前もかなり酒は飲んでいたけど、そこまでひどくはなかった。酒がネックだね」

■酒を飲んではトラブル

 2人は酒好きで、自宅から9キロほどの静内町内でしょっちゅう酒を飲んでは喧嘩を繰り返し、互いに警察に相談していた。ただ普段の麻美容疑者は関谷さんの仕事を手伝ったり、一緒にパチンコに出掛けるなど、ごく普通に見えるカップルだった。

 実際、関谷さんは自身のフェイスブックに「麻美ちゃんとサバとイワシを釣っています」「『アンタ、1日何本栄養ドリンク飲んでいるのよ』と麻美ちゃんに怒られました」と書き込むなど、仲の良さを伝えていた。

 その一方で、北海道がコンビニなどに設置した「配偶者や交際相手のことを怖いと感じていませんか」と書かれたDV相談のカードの写真をアップ。「馬券をハズしただけで、頭をひっぱられるから相談しようかしら」と打ち明けていた。これに対し、「麻美Asami」と名乗る人物から「おい」「これで何回目」「は・ず・し・た・の」とキレられていたから、ずっと麻美容疑者の尻に敷かれていたのだろう。それにしても、まさか火までつけられるとは思ってもみなかったはずだ。

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