やり手洋菓子店店主の美人パティシエに対する殺意…元同僚が語る

やり手洋菓子店店主の美人パティシエに対する殺意…元同僚が語る

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

23カ所メッタ刺し

 殺害された美人パティシエの背中や首、頭には刃物による傷が23カ所も残り、背中の刺し傷は肺まで達していたというから、強烈な殺意がうかがえる。

 8月30日午前4時前、東京都中野区のマンションで就寝中のケーキ店店長の野口麻美さん(38)が殺害された。

 午前10時ごろ、自宅を訪ねてきた弟がソファで倒れている野口さんを発見し、死亡が確認された。その約3時間前の午前7時ごろ、約3キロ離れたマンションの敷地内で、別のケーキ店店主の高橋宏征容疑者(34)の遺体が見つかった。7階から飛び降り自殺を図ったとみられている。

 2人は洋菓子店の元同僚で、2016年ごろから交際を始めた。フランスで修業経験のある高橋は18年11月、世田谷区宮坂にケーキ店をオープンしている。

「昨年5月、野口さんは当時付き合っていた高橋から『暴力をふるわれた』と警察に相談。高橋は8月に書類送検され、2人は別れた。警察は高橋に『野口さんに近づかないように』と口頭で注意した。野口さんは9月から渋谷の人気洋菓子店で店長として働き始め、高橋が自宅に来る恐れがあることから、一時、別の場所に住んでいた。高橋は11月、勤務先まで押しかけてきたが、野口さんはとっさに店の奥に隠れたため、顔を合わせることはなかったそうです」(捜査事情通)

■4月に自宅に戻った直後に…

 野口さんは今年4月、警察に「(高橋から)接触や連絡はない」と申し出て、自宅に戻っていた。野口さんが殺された30日早朝、高橋は自身のSNSに次のようにつづっていた。

「私が元交際相手野口麻美から多大な嫌がらせを受け、●●シェフのお店に入り込み、そこから名前を利用して様々な影響をもたらしてくれました。僕はどうしようもない憤りから彼女を許すことができず、大好きな●●シェフのお店へ行けなくなったことが大きいと思います。人好きな自分が人に犯されて死ぬのはどうしようもないことですが、人生に悔いはないです。その上での決断です」

 ●●シェフというのは、野口さんの店のオーナーの名前だ。高橋の元同僚で、2人を知る男性がこう話す。

「高橋君は芯がしっかりしていて、責任感が強い。人と関わるのが好きで面倒見も良かった。想像ですけど、それが悪い方に出たのではないかと思います。神経質というか、相手のことを考え過ぎて思い詰めてしまったのではないか。野口さんが今のオーナーの店に転職したことを良く思っていなかった。オーナーや他のお店で自分のことを悪く言っているとも聞いていたそうです。それらが本人にとって我慢できないことだったようです」

 真相はヤブの中だ。


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