前指宿市長のドラ息子 経営する老舗ホテルで客の下着を動画盗撮

前指宿市長のドラ息子 経営する老舗ホテルで客の下着を動画盗撮

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

何とも大胆な犯行だ。

 100年以上の歴史を誇る老舗ホテルの4代目社長が、女性客の浴衣内をスマートフォンで盗撮していた。

 県不安防止条例違反(卑わいな行為)の疑いで23日、鹿児島県警指宿署に再逮捕されたのは、1917年創業の「指宿コーラルビーチホテル」(前身は御旅館・田原迫)の前社長、田原迫玄容疑者(44)。

 昨年8月25日午後6時50分ごろ、田原迫容疑者は自身が経営するホテルのレストラン内で、女性客の浴衣の下からスマホでパンティーを動画撮影していた。

「本人が『盗撮はしていない』と容疑を否認しているため、どうやって撮影したのかは不明ですが、レストランらしき場所で、浴衣の下からのアングルで女性の下着を撮影した動画がスマホに残っていた。被害届は出ていませんが、撮影日時は分かっているので、宿泊者名簿を基に被害者を特定できます。スマホには動画、静止画を含めて複数の盗撮があったことから、被害者は複数人に及びます」(捜査事情通)

 田原迫容疑者は昨年12月28日の午前3時15分ごろ、県内の路上で当時10代の飲食店従業員の女性の体を触ったとして、今月3日、強制わいせつの疑いで逮捕された。この件に関しても田原迫容疑者は黙秘しているが、その際、押収したスマホから今回の盗撮画像が見つかり、再逮捕となった。

 指宿市長を3期務めた会長で父親の要氏(76)は3日の逮捕を受け、息子を解任し、18日付で代表取締役に復帰。ホテルの信用を失う行為であることから、これ以上、家族経営するのは難しいと判断し、24日からホテルを休業させ、事業を譲渡することを決断した。

 閉鎖されたホテルのHPには「創業当時から旅館は家族経営、従業員も家族、ファミリーという考え方で、まさに一心同体でお客様のおもてなしを続けて参りました」とあった。

 田原迫容疑者は国立大を卒業後、1部上場企業でデザイナーとなり、携帯電話などの商品開発に携わった。その後、大学の講師を経て家業を継いだ。2016年に熊本、大分が地震に見舞われた際には、宿泊料金を大幅に値下げして、被災者を受け入れるなど、地域社会に貢献していた。

 そんな老舗ホテルだが、経営者が宿泊客を盗撮するといった前代未聞の破廉恥事件で、売却することになってしまった。

 大勢の宿泊客や従業員がいる中、これまでバレなかったのが不思議だが、携帯電話の元デザイナーだけに何か細工でもしていたのか。

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