10カ月で400万円 母親とホテルに居座った無銭宿泊男の手口

10カ月で400万円 母親とホテルに居座った無銭宿泊男の手口

新潟県妙高市の「苗名滝」は人気の観光地(C)SHOHO IMAI/a. collection RF/アマナイメージズ/共同通信イメージズ

10カ月間で400万円――。新潟県で起きた無銭宿泊事件にビックリした人もいるだろう。

 県警妙高署が10日に詐欺の疑いで逮捕したのは住所不定、無職の村田秀一容疑者(58)。昨年12月20日から今年10月9日まで、妙高市内のホテルに宿泊し、宿泊代398万5200円を支払わなかったため、捕まった。このほか冬季に駐車場代のサービスを受けたとして被害額に2万円が加算されている。村田容疑者は調べに対し、「今は手持ちがないが、財産があるから、だますつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

「逮捕されたのは村田だけですが、実は連れが1人いたそうです」とは地元の観光関係者だ。

「村田は老いた母親をクルマに乗せてホテルに到着し、一緒に連泊したというのです。宿泊プランは出費を抑えるためなのか、食事なしのコースでした。素泊まりです。自分のクルマで食事を買いに行き、母親と一緒に部屋で食べていたと思われます。近所の人が村田と母親の2人連れを夫婦だと勘違いしていたという話もあるから、母親は実年齢よりも若く見えたのかもしれません」

 村田容疑者は10カ月分の宿代を踏み倒したわけだが、実は宿泊を始めた最初の2カ月分はきちんと料金を払っていた。そのためホテル側も支払い能力があるとみなして信用してしまったようだ。ホテルの滞在は12カ月に及んだことになる。

「村田は妙高市に近い上越エリアで暮らしていたため、このあたりには土地勘があった。取り調べに『財産がある』と言い張ったようですが、警察が逮捕時に確認したところ、所持金はなく、銀行口座などにもまとまったお金が残っていなかったようです。最初から無銭宿泊するつもりだったのかどうかは分かりませんが、お金がないのにズルズルと投宿を続け、ホテル側も強く催促できずに10カ月が過ぎてしまった。しびれを切らしたホテル側が9日、警察に『長期間支払ってもらえていない』と相談して逮捕となりました」(地元関係者)

 還暦近い男に何が起きたのか。

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