200万円脅し逮捕の半グレはヤクザも行方追う“超大物”だった

半グレ「新宿ジャックス」木村孔次朗容疑者ら逮捕 反社会的勢力で有名な木村兄弟の弟

記事まとめ

  • 半グレグループ「新宿ジャックス」の木村孔次朗と林健史の両容疑者を恐喝の疑いで逮捕
  • 木村容疑者は、反社会的勢力の間で知らないものはいないほど有名な木村兄弟の弟だとか
  • 警察や暴力団も兄弟の行方を追っていたといい、木村容疑者は報復を恐れているという

200万円脅し逮捕の半グレはヤクザも行方追う“超大物”だった

200万円脅し逮捕の半グレはヤクザも行方追う“超大物”だった

六本木で(C)日刊ゲンダイ

「頭にネジ突っ込むぞ」「山に連れていくぞ」

 半グレ2人は知人男性にこうスゴみ、現金200万円を奪い取った。

 警視庁組織犯罪対策4課は12日、半グレグループ「新宿ジャックス」のリーダー格で職業不詳の木村孔次朗(39)と無職の林健史(37)の両容疑者を恐喝の疑いで逮捕した。

 2人は男性に「何で電話に出ねえんだ!」と因縁をつけ、今年7月、港区六本木に呼び出し、車に乗せて銀行に連れていき、ATMで200万円を引き出させた。

「木村容疑者がジャックスの5代目リーダーで、林容疑者が7代目です。2人は男性にあることないことを言って難クセをつけ、わび料として金を要求した。木村容疑者はもともと暴走族『打越スペクター』の元幹部で、山口組系極心連合会(解散)傘下の組織に所属(のちに破門)していたこともあった」(捜査事情通)

 木村容疑者は、反社会的勢力の間で知らないものはいないほど有名な木村兄弟の弟。警察だけではなく、敵対グループや暴力団も木村兄弟の行方を追っていたという。

「ジャックスは武闘派のアウトロー集団で、木村兄弟は10代の頃から関東連合と激しく対立し、反関東連合のグループをまとめ上げた。相手が誰であろうとひるむことなく、抗争を繰り返していた。2008年3月には、同じジャックスのOBで先輩格に当たる男性が西新宿の路上で複数の男に襲われ、鉄パイプで撲殺される事件が起きた。いわゆる西新宿事件だが、いまだに犯人は捕まっていない。これが4年後の六本木クラブ襲撃事件につながり、関東連合は壊滅。木村兄弟は暴力団員や半グレグループとの間に数々のトラブルを起こし、各方面から命を狙われていた。警戒心を強めた2人は行方をくらまし、一時は死亡説まで流れたほど。結局、どの組織も2人を見つけることができなかった」(前出の捜査事情通)

 移送の際、テレビカメラを向けられた木村容疑者は慌てて体をかがめ、必死で顔を隠していたことから、保釈後の報復を恐れているのだろう。

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