愛知・豊田「挙母神社」初詣客の賽銭7万円を盗んだのは権禰宜だった!

愛知・豊田「挙母神社」初詣客の賽銭7万円を盗んだのは権禰宜だった!

(挙母神社の公式サイト)

「お金を持っていったのは間違いないが、自分のものにするつもりはなかった」

 調べに対し、こう言い訳をした賽銭ドロボーの正体は、ベテラン権禰宜だった。神職でありながら、自身が仕える神社に初詣に訪れた参拝客の賽銭をコソ泥していたというのだからオドロキだ。

 愛知県豊田市の「挙母神社」の職員、北河康昭容疑者(58)が3日、勤務先の神社の社務所から現金6万9710円を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の疑いで県警豊田署に逮捕された。

 北河容疑者は2日午後9時45分〜10時25分ごろ、合鍵を使って人けのない社務所に忍び込んだ。付近を巡回していた警備員が、北河容疑者が社務所に入っていく様子を目撃。現金を盗んでいたことから、その場で身柄を確保し、通報した。

「盗まれた現金は賽銭やおみくじ料などで、すべて硬貨だった。合鍵は北河容疑者が管理していたわけではなく、どうやって入手したのか、動機も含めて調べを進めています」(捜査事情通)

 同神社の宮司(56)に事情を聴こうとしたが、「今は何もお話しできる状態ではありません。時期が来たらということでお願いします」とのことだった。

 HPによると、挙母神社は明治4(1871)年に改称されるまで「子守大明神」、別名「子守の宮」と呼ばれていた。子供の成長の守り神として「おこもりさん」と親しまれ、安産祈願や七五三参りの参拝客が多いという。

 毎年10月には同神社の例祭として、350年以上の歴史を誇る三河地方の3大祭りの1つ「挙母祭り」が開催される。

 県有形民俗文化財である8台の山車が街を練り歩き、例年、多くの見物客で賑わうが、昨秋の山車の引き回しは、新型コロナウイルス感染防止のために中止となった。

 今年の元日の参拝者は例年に比べ、コロナの影響で激減。山車の引き回しの中止に続き、初詣客の減少で収入が減少したことから、将来が不安になったのだろうか。いずれにせよ、参拝客の賽銭に手を付けたらバチが当たる。

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