根性焼きと60度の熱湯で死亡…大阪・浪速区で同居する男3人の不思議な関係

根性焼きと60度の熱湯で死亡…大阪・浪速区で同居する男3人の不思議な関係

榊大地容疑者の自宅を捜索する大阪府警の捜査員(C)共同通信社

幼なじみの体にたばこの火を押し付け、風呂場で60度以上の熱湯シャワーを浴びせ、死なせたというのだから、あまりにもえげつない。

 先月29日、大阪市浪速区下寺のマンションで、住所、職業不詳の奥村大輔さん(33)が重いやけどを負い倒れているのが見つかり、その後、死亡した事件。

 大阪府警捜査1課は4日、奥村さんと別の自宅マンションで同居していた同区恵美須西、職業不詳の上杉竜也容疑者(33)を傷害致死容疑で、上杉容疑者と一緒に、現場からタクシーで逃走した職業不詳の榊大地容疑者(28)を犯人隠避容疑で逮捕した。

■原因は生活面のトラブルか

「一緒に生活しとって、言うたことを守らへんかったから、けじめをつけたんや」

 調べに対し、上杉容疑者はこう供述しているという。

 3人は福岡出身で、奥村さんと上杉容疑者は10代からの幼なじみだった。昨年5月ごろ、上杉容疑者は奥村さんに「仕事を手伝ってくれないか」と声を掛け、大阪に呼び寄せた。

 上杉容疑者の部屋は最上階の9階で間取りは1K。その部屋で、上杉容疑者は奥村さんの肌にたばこの火を何度となくギューッと押し当て、昨年12月15〜24日にかけ、全身に60度以上の熱湯を浴びせ続けた。その後、グッタリした奥村さんを榊容疑者が住むマンションに運び込み、適切な治療を受けさせず、そのまま数日間放置。29日になって奥村さんの容体が急変したため、あわてて「室内で男が倒れている」と119番通報した。

「救急隊員が現場に駆け付けた時、どっちか1人はまだ部屋におったそうやが、知らん間にその場から姿を消した。2人はタクシーに乗り込み、現場から逃げたんや」(捜査事情通)

 2人は年末年始を逃げ続けたが、自分たちに捜査の手が迫っていることを察知。榊容疑者は3日、出身地の警察署に出頭し、上杉容疑者も翌4日、府警本部に名乗り出た。奥村さんの死因は敗血症とみられ、数十カ所の根性焼きに加え、背中、胸、太ももなど全身の3分の1にやけどがあった。

「一応、薬局に行って消毒液だけは買うてきとったんやが、病院には連れていかへんかった。なぜ全身にやけどを負ってる奥村さんを、わざわざ榊のマンションまで運んだのかは、これからの調べになる。上杉と榊は昔からやんちゃしとって、2人とも福岡から大阪に出てきとった」(前出の捜査事情通)

 奥村さんは想像を絶する苦しさだったはずだが、生活のルールに従わなかっただけで、幼なじみにこんな目に遭わされたらたまったもんじゃない。

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