「アフガニスタンに比べれば幸せ」 尾瀬ガイド協会、不適切投稿を謝罪...保護財団は「人権侵害」と抗議

群馬県や福島県にまたがる尾瀬のガイド協会は2021年8月23日、公式ツイッターで「セクシャルハラスメント、人種差別など、人権侵害に受け取られかねない表現」を含む投稿をしていたとして、ウェブサイトで謝罪した。

投稿はSNSで批判が相次いでいた。公益財団法人「尾瀬保護財団」も抗議文を送付していた。

■「まるで、女性専用車です」

尾瀬ガイド協会はツイッターで、次のような投稿をしていた。

「現在、たくさんのお花が開花中!まるで、女性専用車です たくさんの『とってもいい香り』思わず、息を吸い込みます」

「貴方だけにこっそりお伝えします なぜ、『ベラルーシは美人が多いのか?』お母さんもお父さんも美人(イケメン)が多いからです」

「例え、都市部がほぼほぼロックダウン状態になったとしても、貴方の心と尾瀬の湿原は広大です。アフガニスタンやミャンマー、ロヒンギャに比べれば幸せです」

尾瀬保護財団は23日、尾瀬ガイド協会に抗議文を送付したと公表し、「セクシャルハラスメント、容姿による差別(ルッキズム)、女性差別、民族差別、人種差別など、看過することができない人権侵害であると同時に、ガイドの利用に当たって特定の方々に強い不安を与えてしまう」と問題視した。

「差別のない、万人に開かれた尾瀬をともに築き上げていくパートナーとして、尾瀬ガイド協会とともに再び活動できることを期待しております」と呼びかけている。

■「不快な思いをさせてしまい...」

アカウントは23日までに削除され、協会は「多くの方に不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪文を公式サイトに掲載した。

「セクシャルハラスメント、人種差別など、人権侵害に受け取られかねない表現を含む不適切な内容であり、結果的に尾瀬のイメージを毀損することにもつながってしまいました。また、それらの発信を防ぐ体制が無いことにも問題がありました」と投稿内容とともにガバナンス体制にも問題があったとし、

「SNSの適正な運用が図れるよう、組織体制を見直し、再発防止に努めます」

と今後についても伝えた。

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