人形劇団がトラック盗難被害、総額数百万 代表悲痛、人気演目「しばらく演じられない」...情報募る

人形劇団「こぐま座」がトラック盗難被害 総額数百万で「しばらく演じられない」

記事まとめ

  • ぬいぐるみ人形劇団・こぐま座の所有するトラックが盗まれたとして目撃情報を募った
  • 山本重男代表によれば、盗まれたのは日産の「コンドル」という3トントラック
  • トラックの目撃情報は、こぐま座のツイッターアカウントや電話、松戸東警察署で受付

人形劇団がトラック盗難被害、総額数百万 代表悲痛、人気演目「しばらく演じられない」...情報募る

千葉県松戸市のぬいぐるみ人形劇団・こぐま座は2022年1月10日、所有するトラックが盗まれたとして、ツイッターで目撃情報を募った。

11日に取材に応じた山本重男代表によれば、盗まれたのは日産の3トントラック「コンドル」で、舞台セットなどが積まれていたという。

■鍵を用いず盗まれたトラック

こぐま座は1969年に創立された人形劇団だ。等身大のぬいぐるみ人形を用いて、世界の童話や日本昔話などのお芝居を、全国の幼稚園や保育園、児童館やショッピングモールなどで公演している。

こうした舞台セットやぬいぐるみ人形が積まれたトラックが事務所から盗まれた。山本代表は、盗難が発覚した経緯をこう振り返る。

山本代表は8日20時半ごろ、事務所で仕事を終えた後、トラックを確認している。しかし翌9日18時ごろ、事務所に到着すると昨日まであったトラックがなくなっていることに気づいた。事務所で保管しているトラックの鍵は盗まれていなかった。

山本代表はすぐに警察に被害届を提出。10日からは、ツイッターで目撃情報を募った。

「定かではありませんが、名古屋方面に向かうのを見たといった目撃情報が2,3件ほど寄せられました。警察の方にも尋ねたところ、情報が少しは来てはおり、探していると伺っております」

トラックの色は白で、前後左右に、小熊の顔のロゴが描かれている。荷台のサイドには、劇団こぐま座の文字がある。荷台のドアは両開きで、こぐまのロゴマークが描かれている。

■人気演目「3匹の子豚」や「桃太郎」は当面見合わせ

劇団ではトラックを20年近く使っており、今後も活用予定だった。荷台には、舞台で使う

大道具や幕、音響・照明機材一式、ぬいぐるみ人形など、演劇に欠かせないものを載せていた。その中には、子供たちに好評な演目「3匹の子豚」や「桃太郎」などの舞台セットもあった。被害総額は数百万円に上るものとみている。購入時に数百万円から1000万円近くした道具もあったという。

今後の公演予定についてはこう話す。

「次の演目は年度が切り替わる際に決めるのですが、今のところ決まっていません。トラックに載せていた『3匹の子豚』は、動物が出てきて子供たちに人気があるものですが、しばらく演じることができないので、それに代わる違う演目で対応していくしかないのかなと、思います」

目撃情報を募るツイートは11日17時現在までに、8万9000回以上リツイートされ、4万9000件以上の「いいね」が寄せられている。こうした協力に対し、山本代表は感謝した。

「ツイッターで拡散希望として目撃情報の提供を呼び掛けましたが、思っていたよりも反響が大きく、委縮しつつも、様々な情報のご提供に感謝しております。また皆様にご心配をおかけし、お騒がせして申し訳なく思っております」

トラックの目撃情報は、こぐま座のツイッターアカウントや電話、松戸東警察署で受け付けている。

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