関東バス、希少車両「三扉車」運行休止に 運用スケジュールの問い合わせ殺到で「業務に支障」

JR中央線(新宿駅〜武蔵小金井駅)沿線エリアを中心に路線バスを運行している関東バス(東京都中野区)は2022年5月12日、武蔵野営業所所属「三扉車」B3008の運行を同日から休止すると発表した。三扉車の運用スケジュールに関する問い合わせが営業所に殺到し、「営業所の業務に支障をきたしております」とも同日伝えていた。

■「三扉車の行先表示器が不具合を起こしているタイミングで」

関東バスは12日、「本日より、武蔵野営業所所属の三扉車による運行は休止とさせていただきます」と発表した。「今後、一般路線による運用は未定となっております」と方針を示し、「運行日のお問合せに関しましては、お控えいただきますようお願い申し上げます」と呼びかけた。

同日、別の発表では「主に吉50系統 吉祥寺駅〜成蹊学園間で運用をしております三扉車について、多くのお客様から詳細な運用スケジュールのお問合せを多く頂戴しております」と報告し、「関心をもっていただくことは大変ありがたいのですが、問合せの数があまりにも多く、営業所の業務に支障をきたしております」と訴えた。続けて「誠に勝手なお願いではございますが、三扉車の運行についての問合せはお控えいただきますようお願い申し上げます」と要望した。どちらの発表も13日までに削除している。

同社広報担当者は13日、J-CASTニュースの取材に対し、「三扉車の行先表示器が不具合を起こしているタイミングで、三扉車の運行時間に対する問い合わせが殺到し、営業所の業務に支障をきたしていたため、運行休止の判断に至りました」と説明している。今後は「イベントに持っていくことや、ご要望があれば貸切車両として使うことなどを予定しています」という。

武蔵野営業所所属「三扉車」B3008は、1995(平成7)年式の車両であり、現在では希少車両だという。

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