「ネコ用おやつ」めぐり健康「怪情報」 ツイ主と販売元に話を聞いた

猫が腎不全になったという飼い主が「CIAOちゅ〜る」の塩分濃度を指摘したツイート拡散

記事まとめ

  • 飼い猫が腎不全になったという飼い主が、「CIAOちゅ〜る」の塩分濃度が高いとツイート
  • 販売元の会社は「商品が直接の原因で腎臓の病気になったというお申し出はない」と回答
  • 投稿者はJ-CAST取材に「腎不全になったのはちゅ〜るのせいではありません」と補足した

「ネコ用おやつ」めぐり健康「怪情報」 ツイ主と販売元に話を聞いた

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飼いネコが腎不全になったというツイッターユーザーが、ネコ用おやつの商品名を挙げて病気との関係を示唆するような投稿をしたところ、真偽不明の情報ながら注目を集め、拡散されている。

販売元の会社は、J-CASTニュースの取材に対し、「商品が直接の原因で腎臓の病気になったというお申し出は、現在までには頂いておりません」としている。元の投稿をしたユーザーはその後、アカウントを削除している。

「病気になったというお申し出は、現在までには頂いておりません」

ツイッターで2019年2月下旬、飼いネコが腎不全になったというユーザーの投稿が注目を集めた。投稿では、病気の原因を調べていくうちに、ネコ用おやつ「CIAOちゅ〜る」の塩分濃度が高いことがわかったとして、健康なネコでも頻繁に与えれば腎不全になる可能性がある、と投げかけていた。

投稿は広く拡散され、愛家の間に不安が広がった。一方で、因果関係をいぶかる声も少なくない。

花王が運営する「猫の泌尿器ケア研究会」公式サイトによれば、高齢のネコの死因の上位に腎不全があり、「猫の宿命ともいえる病気」だとしている。予防策として「食事は塩分やミネラル、脂肪分を控えたバランスのよいものを与え、水をたくさん飲めるような工夫」をするよう推奨している。

「ちゅ〜る」販売元のいなばペットフードの担当者は3月4日、J-CASTニュースの取材に「当該商品が直接の原因で腎臓の病気になったというお申し出は、現在までには頂いておりません」と首をかしげる。

投稿者「私の言葉が足りなかった」

担当者によれば、「ちゅ〜る」は一般的なねこのエサの平均的な塩分濃度と比べ、特別高いわけではない。一日の目安を4本としており、パッケージにも記載している。「普段より給与方法を守っていただき、適切なフードと水分をあたえていただけければ問題ないものと考えております」

腎臓に不安があるネコには、ちゅ〜るの機能性シリーズも展開している。

前述の投稿者はJ-CASTニュースの取材に「私の言葉が足りなかった」として、

「腎不全になったのはちゅ〜るのせいではありません。猫が病気になり食事管理をするために色々調べていたらちゅ〜るは塩分が高い事がわかり、今の猫には与えられないと思った次第です。ちゅ〜るは適度な量であれば内蔵疾患以外の健康な猫には美味しいおやつになると思っています」

と補足した。アカウントは4日夕現在までに、削除されている。