東京労働局が電通に立ち入り調査 新入社員の過労自殺うけ

大手広告代理店「電通」の新入社員だった高橋まつりさん(当時24歳)が過労のため自殺し労災認定を受けた問題をめぐり、東京労働局と三田労働基準監督署は2016年10月14日午後、電通本社(東京都港区)に立ち入り調査を行った。

この立ち入り調査は、労働基準法に基づく「臨検監督」。同局の担当者によると、月70時間を超える時間外労働など労基法違反が確認された場合、同社に是正勧告(行政指導)を行う。

電通本社に立ち入ったのは、東京労働局監督課の過重労働撲滅特別対策班、所轄の三田労働基準監督署の署員を含む労働基準監督官複数人。また、電通の支社にも、同日までに各都道府県の労働局が同様の立ち入り調査を行った。

東京労働局の担当者によると、調査内容は「主に労働時間」。担当者は、今回立ち入り調査を行った理由の1つとして、三田労基署が9月30日に高橋さんの自殺を労災認定したことを挙げ、「罰則のついている調査なので、送検も考えられます」と説明した。