学生のSNSから性格分析しておすすめ本提案 近畿大学が「本離れ」対策

学生のSNSから性格分析しておすすめ本提案 近畿大学が「本離れ」対策

学生のSNSから性格分析しておすすめ本提案 近畿大学が「本離れ」対策の画像

近畿大学は、SNSの投稿内容から学生の性格を分析し、その学生に合う本を紹介するサービスを、2017年6月26日からスタートさせた。

学生の本離れを防ぐためと大学図書館の利用を促すためという。

7万冊の蔵書を学生に活用してもらいたい

サービスは近畿大学の「ACADEMIC THEATER(アカデミックシアター)」公式HPで始まった。

「ACADEMIC THEATER」とは近畿大学にある、カフェやホール、自習室などを設けた学術施設群のこと。その中に「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」という約7万冊の書物を抱える図書館スペースがある。

実は性格分析と本のマッチングまでは、一般の人でも利用できる。J-CASTニュースの記者が実際にやってみた。まず、ホームページの「診断コンテンツ」をクリックしたあと、ツイッターかフェイスブックのどちらを分析するのかを選ぶことになる。もし、SNSのアカウントを持っていない場合でも、12個の質問に答えることで同様に性格の分析を行ってくれる。分析された性格は、上の画像のように5つの分野(開放性・誠実性・外向性・調和性・神経症傾向)についてグラフ化され、そのあとに「適合する本」というボタンを押すと、分析された性格にあった本が出てくる。

1日の読書時間「0分」の大学生は49.1%

全国大学生活協同組合連合会が2017年2月23日に発表した「第52回学生生活実態調査の概要報告」を見ると、1日の読書時間が「0分」という回答が2016年では49.1%。この値は2004年以降最高で、いま2人に1人の大学生は本を読まないということになる。

同会の「1日の読書時間」のデータによると、2016年が24.4分で、比較可能な2004年以降でみると過去最低だった。

大学生の本離れについて近畿大学の担当者は、

「大学の図書館に学問的な書物のみならず漫画なども置いて、『本を読むこと』の垣根を下げる活動は大学として始めておりまして、今回のAIのコンテンツ導入もその一環です」

とコメントしている。