菅直人氏「四国遍路に行っていただきたい」 国民・玉木氏、「案内します」と毒舌

菅直人氏「四国遍路に行っていただきたい」 国民・玉木氏、「案内します」と毒舌

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国民民主党の玉木雄一郎代表が2019年10月9日の定例会見で、菅直人元首相(立憲民主党最高顧問)に露骨に不快感を示す場面があった。

菅氏はツイッターで、関西電力労組出身で、国民民主所属の浜野喜史参院議員が参院経済産業委員会の理事に決まったことを問題視。「国民の期待を裏切る人事は撤回すべきです」などと要求。玉木氏は、野党統一会派にとって「マイナスになることは謹んでいただきたい」としながら、「なにか迷いがあれば、是非四国遍路に行っていただきたい」と話し、「煩悩」を断ち切ることを勧めた。

統一会派結成の「経緯」にも反論

菅氏のツイートは10月8日付。浜野氏の人事について知って「びっくりしました」としたうえで、浜野氏について

「自分の出身会社である関電問題を鋭く追及できるのでしょうか」
「関電経営者の証人喚問の要求すら本気でやれるとは思えません」

と資質を疑問視。撤回を要求した。

一連のツイートについて、玉木氏は

「様々な違いを乗り越えながら、大きな固まりになっていこうということで、党首間で合意して、衆参で統一会派を組んでいくと決めたわけだから、そういった動きにプラスになることは、ぜひやっていただきたいと思うが、マイナスになることは謹んでいただきたい」

などと不快感を示し、「お遍路」発言を付け加えた。

「あのー、菅元総理ですから、なにか迷いがあれば、是非四国遍路に行っていただきたいなと思います。案内しますので」

菅氏は04年7月、自らの年金未納問題をきっかけに四国霊場八十八箇所の遍路を始め、13年9月に88番札所の大窪寺(香川・さぬき市)に到着、足かけ9年で結願を果たしている。

玉木氏は、菅氏のツイートの様々な部分に反論を展開した。「鋭く追及できるのでしょうか」という懸念は「まったくご心配ありません。厳しくやります」と一蹴。菅氏のツイートでは、浜野氏の人事が「国民民主党側から参院での共同会派を認める条件」として提示され、「他党は共同会派をまとめるため渋々認めたと聞きました」と主張したが、玉木氏は「会派をともにするという条件であったという認識は全くない」とした。

長島氏が国替え?激突ならどちらを...

菅氏は、4月にはブログやツイッターで国民民主の解党を要求し、国民だけでなく立憲内部からも批判の声が出ていた。それだけに国民が菅氏に向ける目は厳しい。

菅氏が地盤とする東京18区では、菅内閣で防衛政務官を務め、19年6月に自民党入りした長島昭久衆院議員(東京21区)が次期衆院総選挙で「国替え」して菅氏と対決する可能性が指摘されている。記者から

「その場合、長島さんの方が国民民主党の政策や考え方に近いが、選挙に関しては、まだ早いかもしれないが、どっちの方にシンパシーを持つか」

という質問が出ると、玉木氏は

「他党のことなのでコメントは差し控えたいと思いますけれども、まあ、いずれにしても、菅さんの話題が多いですね、今日は」

と苦笑いすることしきり。それでも別の記者から菅氏について「反省が足らないんですよ!」という指摘が出ると、玉木氏は

「じゃあ、ぜひもう1回、ぐるっと回ってもらいたいなと...」

と改めて話していた。