れいわ新選組の話題は「出てませんね」 野党統一会派+共産党が「共闘」確認

れいわ新選組の話題は「出てませんね」 野党統一会派+共産党が「共闘」確認

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閣僚の相次ぐ辞任で「解散風」が強まったとの見方も出るなか、野党党首らが2019年11月6日、東京都内のホテルで会合を開いた。

野党共闘体制の試金石となるのが高知県知事選(11月7日告示、24日投開票)で、野党は共産党系の候補を統一候補として、自民・公明が推薦する候補と一騎打ちする構図だ。会合では、次期衆院選に向けた意見交換も行われた。ただ、19年夏の参院選の論点のひとつでもあった消費税や、減税を主張していた「れいわ新選組」については、話題にものぼらなかったという。

「志位さんがこういう形で来るのはあんまりないことなので」

会合に出席した岡田克也・元民進党代表が11月8日に記者団に明かしたところによると、会合は無所属で野党統一会派に参加している中村喜四郎・元建設相が旗振り役で、立憲民主党の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎両代表、野田佳彦前首相、共産党の志位和夫委員長、社民党の吉川元・幹事長が参加した

無所属新人の一騎打ちとなる高知県知事選では、共産党県常任委員の松本顕治氏(35)と元総務省幹部の浜田省司氏(56)が立候補。松本氏は共産・社民の党本部と、立憲・国民の県連が推薦する野党統一候補。浜田氏は自民・公明が推薦し、与野党一騎打ちの構図だ。志位氏は会合について報じる朝日新聞の記事を引用して

「私からは、高知県知事選での野党各党の皆さんの対応への感謝とともに、力を合わせて勝利をかちとる決意を申し上げました。共闘の発展、内政と外交問題について、有意義な意見交換の場となりました。一歩一歩進んでいきたい」

とツイート。岡田氏も

「志位さんがこういう形で来られたのは、私が知る限りではあんまりないことなので、時々こういう会合をやって、お互いの信頼関係を深めていけばいいのではないか」

と、会合の意義を強調した。

「一応、各党・会派を代表する人間が集まったという位置づけですね」

ただ、消費税については各党の間で「廃止」「減税」などで微妙に立場が異なる。会合で話題に上ったかどうかについては、

「消費税は...僕の記憶ではありませんね。話題になれば、相当いろんな議論が出るはずだから、多分話題になってないんじゃないかな? みんな、控えた方がいいと考えたのかもしれない」

と話し、「控えた方がいいと考えたのかもしれない」理由については、

「それぞれ(立場が)微妙に違いますよね。僕や野田さんは、(消費増税を盛り込んだ、社会保障と税の)一体改革やった方だし」

とした。

岡田氏は、次期衆院選に向けて候補者調整を急ぐべきだと主張したという。だが、れいわ新選組が会合で話題になったか問う記者の質問には、「出てませんね、私の記憶では」。さらに、

「出席した人以外に、例えば『この人を今度は呼んでみよう』といった話もなかったのか」

という問いにも、

「特にありません。一応、各党・会派を代表する人間が集まったという位置づけですね」

とした。「野党統一会派+共産党」で候補者調整が進む一方で、「れいわ」との競合の可能性も、今後の課題になりそうだ。