子連れ客配慮で「優しさにあふれてる」 イオンのフードコートに「感動」相次ぐ

子連れ客配慮で「優しさにあふれてる」 イオンのフードコートに「感動」相次ぐ

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「めっちゃ赤子連れに優しいフードコートになってて感動した」――。総合スーパー「イオンスタイル」にある席が、子連れ客の細かいニーズに応えているとSNS上で賛同を集めている。

その名も「にこにこカウンター」。いったい、どんな機能を持つのか。

顔を見ながら食事できる

子育て中の女性が2019年11月26日、イオンスタイル板橋(東京都板橋区)での"感動体験"をツイッターに共有した。

「久しぶりにイオンに来たらめっちゃ赤子連れに優しいフードコートになってて感動した 安全に離乳食食べさせながら自分もフードコートのあったかいご飯が食べられるじゃんこれ〜!!」

添付された写真には、見慣れない光景が写る。フードコートのテーブル席の中央に、小さな座席が埋め込まれているのだ。

にこにこカウンターと呼ばれるこの席は、乳幼児のために用意されている。親子が対面で座れる造りになっており、お互い顔を見ながら食事ができる。周りが囲まれているので転落の危険も低い。

投稿者「ベビールームでは親も本格的に食事をするのは難しいので...」

投稿は29日現在で約7000「いいね」集まり、「子連れへの優しさに溢れてる」「私も何度もこの席に助けられました」と感心する人が相次いだ。

投稿者はJ-CASTニュースの取材に対し、フードコートで同様の席を見かけたのは初めてだったといい、「親子一緒に安全にあたたかい食事ができるという点に感動しました。ベビールームでは親も本格的に食事をするのは難しいので...」と評価した点を挙げる。

投稿者によれば、小さな子連れにとってフードコートは利用しづらい面がある。例えば、キッズチェアがあってもベビーカーを押しながらだと準備・片付けが難しいこと。また、2人用の向かい席だと子どもに食べさせられないので、混雑時でも4人席を確保しなければならず、心苦しさを感じてしまう。そのため、「にこにこカウンターのようにベビー連れが優先して座れる場所があるのは本当にありがたいです」と感謝する。

客の声から誕生、東海中心に約10店舗展開

イオン広報によれば、にこにこカウンターは17年9月のイオンスタイル豊田(愛知県豊田市)の開店にあわせて導入した。現在では東海地方を中心にイオングループで10店舗ほど展開する。平均の座席数は4〜5席。

導入のヒントは客からの声だった。豊田店のオープン前に、近隣に住む未就学児の親と話す機会を設けたところ、「フードコートは使い勝手がいいけど子どもに食べさせづらい」との意見が寄せられた。その不満を解決するために考案されたのがにこにこカウンターだったという。

SNSでの好意的な反応には、「こうした会社としての工夫を評価して頂き非常にありがたいこととして受け止めています。これからも快適で便利な施設づくりに努めていきたいと考えています」(イオン広報)

導入店舗の拡大については「十分にスペースを確保できる店については検討していきます」と答えた。