コミケ、「いつもの夏」なら今日から... 「来年こそ、この空の下で」関係アカウント相次ぎツイート

コミケ、「いつもの夏」なら今日から... 「来年こそ、この空の下で」関係アカウント相次ぎツイート

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「通常の三日間開催の夏であれば、明日から夏コミです」

2020年8月6日、コミックマーケット準備会は東京ビッグサイトの写真とともにこうツイートした。同会は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、世界最大級の同人誌即売会コミックマーケット(以下コミケ)の夏の開催を中止し、冬に開催を予定していた「コミケ99」を2021年5月に延期している。

ことしは一度もコミケが開催されない年となり、SNS上でも惜しむ声が上がっている。

「いつもこの時期には会場にいたのに今日は職場に」

昨今のコミケには、約70万人の人々が集い約800万冊の同人誌が頒布される。例年であれば、前日となる6日夜には多くの印刷所や準備会のスタッフが開催地「東京ビッグサイト」に集い、この大規模イベントの準備を行っていた。コミケ準備会は、先のツイートでこう続ける。

「今頃は印刷会社の搬入も終わり、各ホールの閉鎖作業も行われている時間ですね。よもや、コミケもオリンピックもない夏を迎えることになろうとは予想だにしていませんでしたが...。参加者の皆さんも、それぞれにこの夏を無事にお過ごし下さい」

同会のコスプレや設営関連のアカウントも、「いつもの夏」ならばとこう述べる。

コミケットコスプレ「いつもの夏なら、ビッグサイトの空の下に、たくさんのコスプレイヤーさんや撮影者の皆さんが集まり、コミケを楽しんでいる頃ですね。いつもこの時期には会場にいたのに今日は職場にいるので、落ち着かない気分です。来年こそ、この空の下で、また皆さんとコミケとコスプレを楽しみたいです」
コミケット設営部「『いつもの夏』であれば、多分設営日前日であったと思います。このツイートも合宿所の一室からで、あと数時間で始まる熱気まみれの、それはそれは暑苦しいもの(苦笑)となったでしょうに...ちょっと、ちょっとね、寂しくはありますよ...」

炎天下で開かれる夏のコミケは非常に大変でもあるが、それでもやりがいがあった。きょうの東京都は30度を超える快晴。参加経験者らからは、「夏のワクワク感も忙しなさもないのは、そうかコミケか...」、「あの身も心もアツかった夏よ...必ず戻ってこいよ!」といった声が上がった。

国立新美術館の「MANGA都市TOKYO」にコミケも協力

またコミケの準備会は、夏コミを惜しみながらも下記の告知も行った。

「2020年8月12日〜11月3日まで国立新美術館で開催される『MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020』にコミックマーケット準備会も協力しています。ご興味のある方はどうぞ(入場は事前予約制です。詳しくは展示会公式サイト参照)」

「MANGA都市TOKYO」は、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、国立新美術館が主催する。2015年開催の「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」や、2018年は「ジャポニスム 2018:響きあう魂」といった海外で行われてきた日本のサブカルチャー展示の凱旋展示であるとしている。