「24時間ライフライン不使用生活」やってみた 警視庁ツイッター担当者一家の挑戦が注目されたワケ

「24時間ライフライン不使用生活」やってみた 警視庁ツイッター担当者一家の挑戦が注目されたワケ

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警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターは、ツイッター担当者含む6人家族が電気、ガス、水道が使えない状況で24時間生活をし、そこで気づいた点などをまとめた資料を2020年8月12日に公開した。

ツイッター上では「頭で想像しているのと、実践は違いますね」「とても参考になりました」などの反響が寄せられている。

「水道」は課題多く...

24時間ライフライン不使用生活をおこなったのは、警視庁警備部災害対策課のツイッター担当者と妻、4人の子供がいる6人家族だ。一家は朝8時から翌朝8時までの間、自宅マンションで電気、ガス、水道を使わず生活。終了後に話し合いをし、見えてきた「様々な問題点」や「気づいた点」を資料にまとめている。

その結果、電気については「ライト・灯器類は部屋に一つずつ置いておき、一人に一つあると安心」「ランタン型のLEDライトが部屋全体を照らせて使いやすい」「電灯のスイッチ近くにタッチライトを両面テープで張り付けておくと、日常に近い感覚で使える」、ガスについては「カセットコンロとガスボンベがあれば、ガスコンロとほぼ同じ調理ができる」といった結論が得られたとした。

一方、水道については課題が目立ったようだ。トイレを流すのに風呂の残り湯を使用した際、浴槽に半分ほどあったお湯を「1日で大半を使ってしまった」とのことで、非常用の簡易トイレと、その臭い対策として芳香剤、消臭スプレーを準備する必要性があるとした。

また、調理器具や食器を洗うのに水が大量に必要だとし「紙皿、紙コップ、割り箸等を準備しておく」「調理器具にアルミホイルやクッキングシートを敷いて料理」など、器具や食器を汚さないような対策をあげた。風呂・シャワーについては、代替手段として使い捨ての体拭き、ドライシャンプーを使ったという。

なお、涼しい日を選んで実施したことから、真夏の暑さ対策と冬の寒さ対策については「大きな課題だと思われます」とした。

「夜になると、できることが少なくなる」

資料ではライフライン不使用生活を経験した一家の「感想集」も紹介している。6歳の長男は「おやつ(非常食の羊かん)がおいしかった」、8歳の次女は「キャンプみたいで楽しかった」とかわいらしい感想を語っている。一方、10歳の長女は「夜になると、できることが少なくなるので、明るいうちにやっておく」と語るなど、計画をたてて行動する大切さを学んだようだ。

また、普段なら口にしないような「非常食」について、次女は「非常食のお米(アルファ化米)は、もう食べたくない・・・」と正直な思いを吐露。これには妻も「非常食は連続になると子供も嫌がる」と理解を示し、「普段食べているものも多めにローリングストックしておきたい」とした。

一家総出でおこなった「ライフライン不使用生活」に対し、ツイッター上では「とても参考になりました」「頭で想像しているのと、実践は違いますね」「我が家もやってみようと思いました」などの反響が聞かれた。