駿府城の堀で遊覧船運航=静岡市〔地域〕

 静岡市中心部の駿府城跡の二の丸堀で、遊覧船「葵舟」の運航が始まった。晴天となった3日、乗客は船上ガイドや花見を楽しんだ。

 遊覧船2隻は松江市の松江城で運航する堀川遊覧船の寄贈を受けたもので、市内の専門学校生が徳川家康などをイメージしたデザインに装飾し直した。土日祝日やイベントなどに合わせ、年間約120日運航予定だ。

 船上ではガイドが城の歴史を説明し、乗客はクイズや俳句に挑戦する。母親と訪れた60代のアルバイト女性は「船に乗るだけだと思っていたので、歴史や徳川埋蔵金などについて知ることができて良かった」とほほ笑んだ。

 事業を運営するTOKAIケーブルネットワーク(静岡県沼津市)によると、当日販売のチケットが午前中にほぼ完売するほど好調だという。市観光・MICE推進課担当者は「市民に歴史文化に親しんでもらいたい」と話している。 【時事通信社】