20年度の緊急発進725回=過去5年で最少―防衛省
2021年04月09日 11時08分 時事通信
防衛省は9日、領空侵犯の恐れがある航空機に対する自衛隊の緊急発進(スクランブル)が、2020年度は725回だったと発表した。前年度より222回減り、過去5年間では最少だった。
航空機の国別では、中国が前年度比217回減の458回、ロシアが同10回減の258回だった。
岸信夫防衛相は9日の閣議後の記者会見で「中国、ロシア軍の活発な活動は継続している。引き続き対領空侵犯措置に万全を期したい」と述べた。 【時事通信社】