元近大教授を詐欺容疑で再逮捕=司法解剖で5180万円水増し―大阪府警

 近畿大医学部法医学教室の元主任教授巽信二容疑者(66)=詐欺罪などで起訴、懲戒解雇=らが大学から経費を詐取したとされる事件で、司法解剖の検査料も水増し請求した疑いが強まり、大阪府警捜査2課は16日、詐欺容疑で巽容疑者を再逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。

 再逮捕容疑は、司法解剖で実際行っていない検査をしたように装って報告書を作成。大学を通じて府警に水増しや架空の検査料を請求させ、2015年6月〜今年3月に計約5180万円を詐取した疑い。

 司法解剖は、細菌や薬毒物など十数項目の検査があり、決められた単価に応じて検査料が支払われる。府警が、巽容疑者が行った解剖のうち、確認できる873件を調査したところ、約9割にあたる795件で不正請求が確認されたという。 【時事通信社】