「身引き締まる」「最善尽くす」=安浪、渡辺新判事が会見―最高裁

「身引き締まる」「最善尽くす」=安浪、渡辺新判事が会見―最高裁

就任会見で記者の質問に答える渡辺恵理子・最高裁新判事=16日午後、東京都千代田区の最高裁(代表撮影)

 最高裁判事に16日付で就任した安浪亮介(64)、渡辺恵理子(62)両氏は同日、最高裁で記者会見した。裁判官出身の安浪氏は「身の引き締まる思い」と話し、弁護士出身の渡辺氏は「最善を尽くす」と抱負を語った。

 安浪氏は1983年に判事補となり、民事裁判や、人事など司法行政にも携わってきた。裁判官の仕事について問われると、「試験問題の解答を探すような作業ではない。当事者にリスペクトの気持ちを持ち、正しい解決方法を自分の頭で考え抜くことが必要だ」と語った。最高裁判事としても「誠実に考え抜く姿勢を続けたい」と力を込めた。

 最高裁で8人目の女性判事となった渡辺氏は、「女性法律家が増えることは今後の日本にとっても重要。若い女性の礎となればと思いお受けした」と強調。専門は独禁法で、弁護士として国際カルテル事件を担当したほか、公正取引委員会事務総局にも勤務した。「いろいろな価値観、立場があると身に染みて学んだ。経験を踏まえ、裁判官として一歩を踏み出したい」と語った。 【時事通信社】