温泉ないなら「サウナのまち」に=大分県豊後大野市〔地域〕

 大分県豊後大野市の川野文敏市長による「サウナのまち」宣言式が18日、市内で行われ、「アウトドア・サウナを観光資源として活用し、地域と連携して自然と共生した持続可能なまちづくりに取り組む」と宣言した。

 同市は「おんせん県」を掲げる県内では数少ない、温泉がない自治体。だが、日本ジオパークやユネスコのエコパーク(生物圏保存地域)に認定されるなど、豊かな自然に恵まれる。この自然の良さを体感できるアウトドア・サウナを通じて市の魅力をアピールし、活性化につなげたい考えだ。

 市内にはアウトドア・サウナが使えるキャンプ場などの施設が五つある。いずれもそばの清流を利用して火照った体を冷やせるのが特長だ。施設関係者らによると、特に20代、30代に人気で、利用者は昨年から着実に伸びている。

 日本サウナ学会による「新型コロナウイルス感染防止ガイドライン」も作成されており、川野市長は「安全にサウナを楽しめる環境ができた。ウィズコロナでサウナのまちづくりを進めていく」と語った。 【時事通信社】