同僚のカードで現金引き出し=360万円窃取、巡査を書類送検―兵庫県警

 同僚のキャッシュカードを盗み、無断で現金を引き出したとして、兵庫県警は21日、窃盗容疑で県警明石署の男性巡査(27)を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。巡査は容疑を認め、「奨学金の返済や車のローンで生活が苦しかった」と供述。同日付で依願退職した。

 県警によると、巡査は同僚の口座から59回にわたり計約364万円を引き出していた。発覚後に全額返済したという。

 送検容疑は5月26〜31日、同県明石市内で、車内に置かれた同じ交番に勤務する後輩警察官の財布からカード1枚を盗み、計17万6000円を引き出した疑い。

 巡査は後輩と並んで現金自動預払機(ATM)を使用した際、暗証番号を盗み見ていた。後輩は被害に気付いたが、巡査を慕っていたため申告しなかった。他の同僚が上司に「巡査に金を貸したが返してくれない」と相談し、発覚したという。 【時事通信社】