新選組の復元隊服を公開=京都・壬生寺〔地域〕

 幕末の剣客集団として名をはせた新選組の隊服が復元され、京都市中京区の壬生寺の歴史資料室で公開されている。袖口に白い山形を染め抜いた、あさぎ色のだんだら模様の羽織が見る人を魅了している。

 同寺によると、文久3(1863)年に当時呉服店だった大丸(現大丸松坂屋百貨店)で羽織を作ったとされる資料に基づき、大丸京都店が再現。制作には京都の老舗も協力した。羽織は2着で、うち同寺に奉納された1着が飾られている。

 羽織は、新選組などにゆかりのある同寺と聖護院門跡、金戒光明寺による「京都守護職 新選組巡礼会」の結成を記念して陳列された。期間は12月5日まで。

 資料室には、新選組副長・土方歳三も愛用していたことで知られる「和泉守兼定」の真剣も並ぶ。羽織の制作を提案した壬生寺の松浦俊昭貫主は「新選組をもっと身近に感じてもらえるような展示ができていると思う。(活躍した)その時代に思いをはせてほしい」と述べた。 【時事通信社】