校内で刃物事件、過去にも=同級生、教諭死亡も

校内で刃物事件、過去にも=同級生、教諭死亡も

長崎県佐世保市の小6女児殺害事件を受けた緊急会議で黙とうする教育関係者ら=2004年6月、長崎市

 子どもが学校内で同級生や教員を刃物で傷つける事件は過去にもたびたび起きており、死亡に至ったケースもある。

 2004年6月、長崎県佐世保市の市立小学校で、6年の女児が同級生の御手洗怜美さん=当時(12)=の首をカッターナイフで切り付け、失血死させた。インターネット上の掲示板への書き込みをめぐるトラブルが事件の一因とされた。

 00年2月には、福岡県芦屋町の町立中学校で、2年の男子生徒がトイレで口論となった1年の男子生徒の腹を、持っていたサバイバルナイフで刺して殺害した。

 1998年には、栃木県の旧黒磯市で遅刻を注意された中1の男子生徒が女性教諭をバタフライナイフで刺殺したほか、埼玉県東松山市で中1男子が同級生を折りたたみナイフで刺して死亡させるなど、校内でナイフを使った事件が多発。文部省(当時)は、ナイフの持ち歩きをやめるよう訴える大臣名の緊急アピールを出した。

 最近では、20年に埼玉県入間市の音大付属高校で3年の女子生徒が同級生の女子生徒の腹を包丁で刺してけがをさせたほか、16年には東京都千代田区の私立学校で高1の男子生徒が同級生2人と男性教員をナイフで切り付ける事件が起きた。 【時事通信社】