JR東、駅音声案内を不適切設置=視覚障害者転落の恐れ

 JR東日本は26日、駅ホームの視覚障害者向け音声案内スピーカーで、国土交通省の基準に違反して設置されているケースが100カ所余りで判明したと発表した。視覚障害者が誤って線路に転落する恐れがあり、同社は使用を一時停止して修正を始めた。

 同社によると、スピーカーはホームから出口へ通じる階段の位置を音で伝える。国交省のガイドラインでは、線路と平行方向に音が流れるように設置すると定められている。

 同社が今月、報道機関から指摘を受け調査したところ、線路と直角方向に設置されたスピーカーが11都県の新幹線・在来線59駅で計112カ所見つかった。スピーカーが原因の転落事故は確認されていないという。

 転落の危険性はないが、聞こえにくいなど設置箇所が不適切なものも141カ所で見つかり、同社は併せて改善するとしている。 【時事通信社】