経済センターが全面開業=京都市〔地域〕

 京都経済の新たな拠点となる京都経済センター(京都市下京区)が16日、全面開業した。経済団体や産業支援機関など約50の団体が集結。オール京都で中小企業やベンチャーの育成などに取り組む。

 センターは地上7階、地下2階建てで建設費は約100億円。3階には若者や学生が交流し、起業を支援する「オープンイノベーションカフェ」を設けた。地下1階から地上2階には、商業施設「SUINA室町」が入り、書店や「ポケモンセンターキョウト」、飲食店などが軒を連ねる。

 運営法人「京都知恵産業創造の森」の初代理事長を務める京都商工会議所の立石義雄会頭(オムロン名誉会長)は「構想から10年の歳月を経て、全面開業することができ感無量だ」とあいさつ。「センターを起点に既存の枠を越えたクロスバリエーションにより、平成の先にある未来をデザインしたい」と意気込みを語った。

 記念式典に出席した西脇隆俊府知事は「このセンターでいろんな知恵を融合し、新しい時代に向かってイノベーションを起こしてほしい」と強調。門川大作京都市長は「経済と文化をつなぐ取り組みの拠点になると確信している。この場から未来を展望していきたい」と述べた。 【時事通信社】