仁和寺観音堂を修復=373年前の障壁画公開−京都

仁和寺観音堂を修復=373年前の障壁画公開−京都

仁和寺観音堂に安置された本尊の千手観音菩薩立像など=15日午後、京都市右京区

 世界文化遺産の仁和寺(京都市)の観音堂が約6年にわたる修復工事を終え、15日から特別拝観が始まった。373年前に描かれ、初公開となる障壁画のほか、本尊の千手観音菩薩立像などが見られる。

 堂内正面にある須弥壇を囲う3面と背面の障壁画には、人が輪廻(りんね)転生するとされる六道の世界や、三十三観音菩薩などが極彩色で描かれている。

 観音堂は928年ごろ造営されたが、何度も焼失。現在の堂は1646年ごろの再建とされる。修行僧の道場のため通常は非公開だが、工事完了を記念し公開する。 【時事通信社】