写真家石川文洋さん日本縦断=11カ月の旅、那覇でゴール

写真家石川文洋さん日本縦断=11カ月の旅、那覇でゴール

写真家石川文洋さん日本縦断

写真家石川文洋さん日本縦断=11カ月の旅、那覇でゴール

日本縦断旅のゴールを迎え、歓迎を受ける報道カメラマンの石川文洋さん(左)=8日午後、那覇市

 ベトナム戦争などの従軍カメラマンとして知られ、昨年7月から徒歩で日本列島縦断を続けていた石川文洋さん(81)=長野県諏訪市=が8日、生まれ故郷の那覇市で約3500キロに及ぶ旅のゴールを迎えた。日本縦断は2003年に続き2回目。県内外から駆け付けた知人ら約100人を前に、石川さんは「故郷でゴールを迎えられてうれしい」と語った。

 北海道稚内市の宗谷岬を出発した石川さんは、東日本大震災の被災地などを経由し、先月沖縄入り。23日に迎える沖縄戦「慰霊の日」を前に、犠牲者の名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」や、看護動員され亡くなった女学生らを慰霊する「ひめゆりの塔」を巡った。

 ベトナム戦争で沖縄は米軍機の出撃拠点となり、石川さんは現地で従軍取材を続けてきた。「生まれ故郷から飛び立った米軍機が爆撃しているのは非常につらかった。普天間飛行場の辺野古移設に反対しているのは、沖縄が加害者になってはいけないから」と力を込める。 【時事通信社】