DNA型保管は違憲=捜査で採取の女性提訴−名古屋地裁

 警察が捜査で採取したDNA型などを保管し続けているのは、人格権を侵害し違憲として、名古屋市の50代の女性保育士が13日、国に指紋やDNA型のデータ削除と150万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。

 訴状によると、女性は2014年、行方不明の犬を捜すため同市天白区の電柱にチラシを貼ったところ、市屋外広告物条例違反の疑いで愛知県警天白署の取り調べを受け、指紋やDNA型を採取された。その後、書類送検され不起訴となった。

 女性は同年11月ごろ、警察にDNA型などのデータ削除を依頼したが、返答はなく、「運用上、削除されていないことは明らか」と主張している。 【時事通信社】