30代、父世代よりイクメン?=「子供と遊ぶパパ」増加、ママには不満も−民間調査

父親の"ながら育児"に母不満

 子育て世代の約半数が「自分の父親と比べ、パパが子供と遊ぶ時間は増えている」と考えていることが分かった。育児に積極的な「イクメン」の増加を裏付ける数字だが、母親の大半は「もっと遊んであげてほしい」と満足していないことも明らかになった。

 調査は知育玩具の販売などを行う「ボーネルンド」(東京)が実施。幼稚園や保育園に通う子を持つ30代の男女計1287人から回答を得た。

 調査によると、父親が子供と遊ぶ頻度は「週2〜3回」が最多で42.2%。毎日が24.2%、4〜5回が14.8%と続く。父親が子供と遊ぶ時間が、現在と自分の幼少期とでどう変化したかという質問では、50%が休日に増えたとし、平日でも40.4%が増加と答えた。

 一方、母親の86.9%は「もっと遊んでほしい」と回答し、ママ側はまだ足りないと感じていることが明らかに。また、父親の58.6%が「妻が忙しいときに子供と遊んでいる」としたのに対し、妻側は73.5%が「自分が手が離せないときはもっと遊んでやってほしい」と考えており、夫婦間の意識のずれも浮き彫りになった。

 母親が求める遊びの内容は、「普段させてあげられない」「母親より父親向き」という理由で、運動や自然体験が多かった。しかし、6割以上が父親の遊び方に不満を感じており、その理由としてはスマホをしながらなどの「ながら遊び」を挙げる人が約8割と、圧倒的に多かった。

 同社の担当者は「父親の育児参加が進む中で、ただ協力するだけでなく、内容の充実も求める母親が増えているのでは」と話している。 【時事通信社】