プロモーション気球、初フライト=兵庫県加西市〔地域〕

 兵庫県加西市の鶉野飛行場跡地で、完成した市のプロモーション用気球が初フライトした。平和をイメージした青と白を基調とし、「気球の飛ぶまち!ひょうご加西PEACE BALLOON」と大きく描いたデザイン。かつて旧日本海軍の局地戦闘機「紫電改」が飛んだ大空へ舞い上がり、空中散歩を披露した。

 同市は、気球愛好家からの要望を受け、2016年10月に「気球の飛ぶまち加西」条例を制定。地域活性化の一環で、気球飛行の支援に力を入れてきた。

 今回導入した気球は、バルーンが3000立方メートルでバーナーを2基搭載した6人乗り。市観光協会が市から助成金を受け、専門業者に運用を委託している。地方創生の交付金を活用した事業で、独自の運航に向けたパイロット養成もしていくという。

 気球は離陸後、バーナーの音を響かせながら地上100メートル付近まで上昇。北風に乗って高度の上げ下げを繰り返しながら、約1キロ先までフリーフライトした。今後、イベントなどでロープを地面につないだ状態での搭乗体験を複数回予定しているという。

 フライト前には、20年5月6日まで続く今シーズンの安全祈願祭が行われ、西村和平市長は「加西の空が皆さんの楽しむ場所として選ばれたことを本当にうれしく思う。このシーズン、安全に活動が展開されることを願っています」とあいさつした。 【時事通信社】