笹子トンネル事故7年で慰霊式=遺族「原因明らかに」―山梨

笹子トンネル事故7年で慰霊式=遺族「原因明らかに」―山梨

笹子トンネル事故7年 慰霊式

笹子トンネル事故7年で慰霊式=遺族「原因明らかに」―山梨

中央自動車道笹子トンネル上り線出口付近の慰霊碑に献花する遺族=2日午前、山梨県大月市(代表撮影)

 中央自動車道笹子トンネル(山梨県)で天井板が崩落し9人が死亡した事故は、2日で発生から7年を迎えた。同県大月市では追悼慰霊式が開かれ、遺族は「どうしてこのような事故が起きたのか。本当の原因を明らかにして」と訴えた。

 式はトンネルを管理する中日本高速道路(名古屋市)が主催。中央道下り線初狩パーキングエリア(PA)で営まれ、4月に建立された慰霊碑の前で、遺族らが手を合わせて犠牲者を悼んだ。亡くなった小林洋平さん=当時(27)=の兄俊介さんは、追悼の言葉で「苦しくつらい毎日だった。死亡届を書かされる父の背中や、好物の料理をひつぎに添える母の姿は忘れられない」と無念さをにじませた。

 宮池克人社長や事故後に入社した社員も参列。宮池社長は「深い反省と強い決意の下、さらなる安全性の向上に取り組む」と改めて再発防止を誓った。

 遺族や中日本高速の関係者らは式に先立ち、事故が起きた午前8時3分に合わせ、トンネルの近くで黙とうと献花を行い、犠牲者の冥福を祈った。 【時事通信社】