潜水時の心拍数、最小2回=野生のシロナガスクジラ―米大学

潜水時の心拍数、最小2回=野生のシロナガスクジラ―米大学

米カリフォルニア州のモンテレー湾で野生のシロナガスクジラに心電図の測定装置を取り付ける様子。心拍数は最小2回、最大37回と分かった(米スタンフォード大提供)

 野生のシロナガスクジラの心拍数を初めて測定したところ、餌を食べるため海に潜った際は最小で1分当たり2回、呼吸するため海面に浮上した際は最大37回だったと、米スタンフォード大とカリフォルニア大の研究チームが3日までに発表した。

 シロナガスクジラは地球上で最大の動物。最小心拍数は予想の半分程度で、最大心拍数は予想を上回った。酸素を含む血液を全身に送る心臓の能力は限界に近いと考えられ、体がこれ以上大きく進化しない理由かもしれないという。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載された。 【時事通信社】