全国380町村が魅力PR=東京都〔地域〕

 全国の町村が一堂に会し、特産品や観光地の魅力をPRするイベント「町イチ!村イチ!2019」が都内で開かれた。11年に始まり、5回目となる今回は過去最多の380町村が参加。ステージで郷土芸能が披露されたほか、各地のゆるキャラが80体以上登場した。

 イベントは11月30日と12月1日の2日間開催。主催した全国町村会によると、メイン会場の東京国際フォーラム(東京都千代田区)とJR有楽町駅前のサテライト会場には、合わせて約5万3000人が訪れた。

 今回は「小さくてもキラリと光る町村コーナー」が新たに登場。人口1万人以下の町村がサテライト会場に集まり、通行客らに特産品の試食などを呼び掛けた。首都圏では流通していない酒やジュースも販売された。

 イベントに参加した山形県鮭川村の元木洋介村長は「地方を売り出す、知ってもらうにはいいイベントだ」と強調。ブースでは、担当者が村のサイトにつながるQRコードを記したボードを掲げ、来場者が読み取れるよう工夫した。

 イベント会場には、全国町村会会長の荒木泰臣熊本県嘉島町長も訪れ、来場者を出迎えた。荒木会長は「(地域に継続的に多様な形で関わる)関係人口を増やしたい。そして将来は定住してもらいたい。イベントがそのきっかけになればいい」と語った。

 ゆるキャラ好きの息子(4)と訪れた中間美由紀さん(37)は、「知らない町村がたくさんあった。息子に対して町村の人たちが、いろいろなものをくれたり、優しくしてくれたりしてうれしかった」と話した。 【時事通信社】