「上州牛の炙り釜玉」が悲願の初V=埼玉県熊谷市〔地域〕

 埼玉県熊谷市で「第9回全国ご当地うどんサミット」が開かれた。北海道から熊本県までの30店舗が出店し、来場者による投票の結果、昨年、一昨年と連続3位だった群馬県館林市の「上州牛の炙り釜玉」が初めて悲願のグランプリに輝いた。

 うどんサミットは、国産小麦の消費拡大や各地のうどん文化の発信が狙いで、2011年から開催。17年から3年間は、小麦の生産が盛んな熊谷市で行われた。熊谷開催は今回が最終年で、熊谷スポーツ文化公園で11月16、17両日に開かれた。市の産業祭と合わせて約14万人が訪れ、全国から集まった自慢の各ブースには、連日、長い行列ができた。

 2位には、13、17年にグランプリを獲得し、特産のアサリスープが好評の愛知県蒲郡市の「ガマゴリうどん」が、3位には昨年の覇者で、地元の小麦100%で作った熊谷市の「熊谷うどん」が入った。

 グランプリを獲得した「麺のまち『うどんの里館林』振興会」の松本大祐会長(50)は「やっと優勝できた。館林にも古くからうどん文化があり、1位になったら市内の店でも出そうと頑張ってきた。今後、できるだけ多くの店舗で提供し、館林のおいしいうどんを全国に広めたい」と喜びを語った。

 来年から3年間の開催地は年内に決定する見通しだ。 【時事通信社】