市立病院センター長を逮捕=研究で便宜、収賄容疑―大阪府警

 花粉症の共同研究をめぐり賄賂を受け取ったとして、大阪府警捜査2課は4日、収賄容疑で岸和田市民病院(大阪府岸和田市)の呼吸器センター長、加藤元一容疑者(62)=同府池田市=を逮捕した。贈賄容疑で団体役員小島純容疑者(63)=さいたま市見沼区=も逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。

 加藤容疑者の逮捕容疑は、花粉症に関する共同研究について便宜を図った見返りに、今年4月下旬、小島容疑者側から20万円を受け取った疑い。

 捜査2課によると、加藤容疑者は病院内の共同研究責任者で、病院の倫理委員会の承認などが円滑に進むよう取り計らった疑いがある。20万円は、小島容疑者が代表理事を務める一般社団法人「医療健康資源開発研究所」(東京都豊島区)の銀行口座から、容疑者名義の口座に振り込まれた。

 加藤容疑者は2016年4月からセンター長を務めていた。共同研究の期間は今年3〜7月とされ、同課が経緯や現金の使途などを詳しく調べる。 【時事通信社】