死者・不明14人減=19年の海での事故―海保

 海上保安庁は10日、2019年の海難発生状況(速報値)をまとめ、公表した。海で起きた人身事故による死者・行方不明者数は465人で、前年より14人減った。

 海保によると、このうち釣りやサーフィンなどのマリンレジャー事故による死者・行方不明者数は211人で、前年より13人減。負傷者数も296人で、41人少なかった。特に、7月の死者・不明者と負傷者の合計が57人と前年の半数以下で、海保は「記録的な日照不足、梅雨明けの遅れなどが影響した」と見ている。

 人身事故とは別に集計した船舶事故では、1895隻とほぼ前年並みの水準にとどまった。同事故による死者・行方不明者数は63人で12人減った。

 このうち台風や大雨などによる船舶事故は92隻と、前年の約3分の1だった。海保は台風の襲来が多かったものの、啓発活動が奏功したとしている。 【時事通信社】