硫黄島で戦没者追悼式=戦後75年―東京都

硫黄島で戦没者追悼式=戦後75年―東京都

硫黄島の戦没者追悼式で献花する遺族ら=16日午前、東京都小笠原村(代表撮影)

 太平洋戦争末期に米軍との激戦で2万人を超える旧日本軍兵士が戦死した硫黄島(東京都小笠原村)で16日、都主催の戦没者追悼式が行われた。戦後75年の節目となる今年は54人の遺族が参列し、戦没者の冥福を祈るとともに平和への誓いを新たにした。

 都の慰霊碑がある「鎮魂の丘」で、岩井堅太郎さん(75)が遺族を代表し、「戦争の記憶はどんどん風化して忘れられようとしている。戦争は絶対にしてはいけない、悲しい遺族を出してはならないとの思いを後世に伝えていかなければならない」と追悼の言葉を述べた。

 式では都幹部が「島の悲しい歴史を次の世代へと確実に語り継ぎ、平和な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいく」との小池百合子知事の式辞を代読した。 【時事通信社】