マンションで2児死亡=「子ども殺した」タイ人母逮捕―警視庁

 23日午前11時15分ごろ、東京都武蔵野市吉祥寺南町の吉祥寺駅東口交番に女が訪れ、「子どもを殺した」と届け出た。警視庁武蔵野署員が、女が住む同市吉祥寺本町のマンション2階の部屋に駆け付け、室内で女の長男(13)と長女(10)が死亡しているのを発見。2人は刃物で首を刺されるなどしており、同庁は殺人容疑で女を逮捕した。

 同庁組織犯罪対策2課によると、女はタイ国籍の会社員フルカワ・ルディーポン容疑者(41)で、容疑を認めている。夫(38)と親権をめぐりトラブルになっていたといい、「子どもを夫に取られるぐらいなら殺してしまおうと思った」という趣旨の話をしている。

 死亡したのは、長男で中学1年の古川絢一さんと長女で小学4年の紗妃さん。絢一さんは寝室でうつぶせに、紗妃さんはリビングであおむけに倒れており、2人の首や肩には刺されたり、切られたりした傷があった。絢一さんの遺体近くには血の付いた包丁と果物ナイフが置かれていたという。同容疑者は「(2人が)寝ていたところを刺した」と話している。

 フルカワ容疑者の夫は単身赴任中で、同容疑者は子どもと3人暮らしだった。交番を訪れた際は義母が付き添っていた。 【時事通信社】