元PTA会長が籠池前理事長提訴=補助金詐欺に「診断書悪用」―大阪簡裁

 学校法人森友学園をめぐる補助金詐取事件に長女の診断書を悪用され精神的苦痛を受けたとして、系列幼稚園の元PTA会長の男性が24日までに、籠池泰典前理事長(67)=詐欺罪などで一審懲役5年、控訴中=に100万円の損害賠償を求める訴訟を大阪簡裁に起こした。提訴は23日付。

 訴状によると、長女は2014〜16年度、森友学園の系列幼稚園に通ったが、前理事長は保護者の同意を得ずに診断書を悪用して、特別な支援が必要な園児の在籍を装い、大阪府や大阪市から補助金を不正受給したなどと主張。PTA会長として幼稚園運営に尽力したのに、子供を公金の詐取に利用されたのは許せず、説明や謝罪もなく精神的打撃を受けたと訴えている。 【時事通信社】