「積水」地面師らまた逮捕=新橋宅地、無断で売却疑い―警視庁

 積水ハウスが被害に遭った「地面師」事件で実刑判決を受けた男らが、東京・新橋の宅地を地主に無断で売却したとして、警視庁捜査2課は25日までに、詐欺容疑などで無職内田マイク(66)=積水事件で一審懲役12年=、無職秋葉紘子(76)=同懲役4年=両容疑者ら5人を逮捕した。内田容疑者は「だましていない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は2015年4月、東京都港区新橋の宅地計約170平方メートルについて、地主の女性に成り済まし、千葉県内の建設会社から土地売却代金の一部として約3000万円を詐取し、虚偽の所有権移転登記をした疑い。

 同課によると、秋葉容疑者が地主に成り済まし、内田容疑者は建設会社との契約の際、同席していたという。土地については15年6月に同社との契約が解除され、同7月までの間に6回の売買が繰り返されており、同課が経緯を調べている。

 当時58歳だった地主の女性は16年3月から行方不明になり、同年10月に新橋の自宅近くの建物2棟の隙間で、一部白骨化した状態で死亡しているのが見つかった。事件性は確認されていないという。 【時事通信社】