ハンセン病特別法廷で自省=「社会的責任免れない」―日弁連

 ハンセン病患者の裁判が1970年代初頭まで隔離施設などに設置された「特別法廷」で開かれていた問題で、日弁連は25日、「司法権の行使による人権侵害を是正できず、偏見や差別を助長した社会的責任は免れ得ない」などと自らの責任に触れ、患者側に謝罪する調査報告書を公表した。

 報告書で日弁連は「法廷の場でなされた人権侵害に対し、弁護士が何ら責任を負わないと考えることはできない」と言及。長年にわたり違憲性を指摘できなかったとして、「問題意識が希薄だった」と自省した。全国ハンセン病療養所入所者協議会などから2015年に要請を受け、調査していた。 【時事通信社】