観戦ガイド本、改訂作業へ=五輪延期で出版社も苦慮

 東京五輪の開催延期を受け、観戦ガイドを発行している出版社は、競技日程の記載内容を変更したり、出荷を停止したりするなど緊急の対応を迫られている。

 幻冬舎は「知識ゼロからの東京オリンピック観戦入門」(生島淳監修)を2月に発売している。編集担当の鈴木恵美さんは「初版の発行部数は6000部。これから4〜6月にプロモーションを掛けるつもりだった」と困惑した様子。

 同書には東京五輪・パラリンピックの競技日程が多数記載されており、鈴木さんは「昨日の今日のことなので、まだ具体的な方針は決まっていないが、この内容のまま新たに出荷することはできない。日程表記などの改訂作業をどう進めるか検討していく」と話す。

 今月13日に「オリンピックもパラリンピックも楽しめる! 東京2020観戦Walker ウォーカームック」を発売したばかりのKADOKAWAは「関係先と調整しながら対応を協議していく」(広報課)としている。

 この他、「東京五輪を観たい!!」「東京五輪が待ちきれない!!」(宝島社)や、「ぴあ東京2020観戦予習ガイド」(ぴあ)など、大会日程を細かく記した書籍が数多く出されている。 【時事通信社】