最大級の秀吉座像を発見=高さ82センチ、神社内で―大阪市教委

最大級の秀吉座像を発見=高さ82センチ、神社内で―大阪市教委

国内最大級の豊臣秀吉座像。右は大宮神社の広瀬哲宮司=20日午後、大阪市旭区

 大阪市教育委員会は21日、同市旭区の大宮神社で、国内最大級となる木造の豊臣秀吉座像を発見したと発表した。座像の高さは約82センチ。江戸時代に制作されたとみられ、市教委の担当者は「徳川家康が天下人となり、秀吉信仰がはばかられていた時代でも大阪でひそかに祭られていたことを示す貴重な資料」と話した。

 市教委や神社によると、秀吉像は大宮神社の本殿とは別の社殿「高良社」に祭られていた。社殿の扉はくぎ止めされ、像の存在は長く秘密にされていた。頭上にあったはずの冠はなくなっており、家康が外すよう命じたと考えられるという。2019年の社殿改修工事に伴い、見つかった。

 大宮神社の広瀬哲宮司(50)は「秀吉の像が(神社に)あると昔から言い伝えられていた」と話した上で、座像について「ものすごい迫力で、見た瞬間に秀吉だと分かった。言い伝えは本当だった」と述べた。 【時事通信社】